DNS 勉強会資料 2日目:レジストリ・レジストラ?(memo)(教育)
DNS をはじめよう 2日目
全体の流れ
以下の流れで話が出来たらいいな・・・
レジストリ・レジストラとは?
1 つのTLD ( DNS 勉強会資料 1日目:ドメイン名って何?(memo)(教育) - 備忘録~小さなことから大きなことまで~ 参照) には 1つのレジストリ、が原則です。
ただし、1つのレジストリに対して、レジストラは複数であることが多いです。
お名前.com やサクラインターネットなどのほかにも様々なレジストラがいます。
レジストラの役割
レジストラは、ドメイン名を登録したい人(もしくはその取次ぎを受けた人(リセラ))からの申請情報を受け取り、レジストリが管理するデータベースへの登録依頼を行います。
レジストリの役割 ( 抜粋 )
ドメイン名って何?のなかでも説明しましたが、インターネット上のIPアドレスを特定するための仕組みが DNS です。 例えば example.jp が複数存在してしまうと、いったい私がアクセスしたい example.jp はどれなの?となり、違う宛先にアクセスしてしまうことも考えられます。
そうならないために、「レジストリデータベース」でドメインを一元管理するわけです。
.jp ならば、JPRS がドメインを一括で管理するので、example.jp というドメインを取得したとしたら、example.jp = xxx.xxx.xxx.xxx というIPアドレスを紐づけることによって、インターネットを通して、example.jp にアクセスできるようになるわけです。
おまけ情報
前述のとおり、ドメインの重複は許されません。が、テストなどで適当なドメインを使用してしまうことがありませんか?
それがテストの範囲内で収まってて、インターネット上にでないのであれば問題ないのですが、もしでている場合、きちんと制約をかけないとそれは誰もがアクセスできるものになってしまいます。
ルール上、「example.jp, example.com」といった、「example」というドメインはドメイン登録できない(しない?)ことになっていますので、テストで使う場合は「example」を使ってみてください。
よくテストで使われる「hogehoge」は実際に使用者がいるのでなるべく避けたほうが無難です。
- whois 実行結果
Domain Name: HOGEHOGE.COM Registry Domain ID: 1979393_DOMAIN_COM-VRSN Registrar WHOIS Server: whois.jprs.jp Registrar URL: http://jprs.jp/registrar/ Updated Date: 2018-01-26T17:30:19Z Creation Date: 1996-03-09T05:00:00Z Registry Expiry Date: 2019-03-10T04:00:00Z Registrar: Japan Registry Services Co., Ltd. Registrar IANA ID: 1485 Registrar Abuse Contact Email: gtld-abuse@jprs.jp Registrar Abuse Contact Phone: +81.352158457 Domain Status: ok https://icann.org/epp#ok Name Server: NS1.DNS.NE.JP Name Server: NS2.DNS.NE.JP DNSSEC: unsigned URL of the ICANN Whois Inaccuracy Complaint Form: https://www.icann.org/wicf/ >>> Last update of whois database: 2019-01-09T03:51:33Z <<<
今日はここまで。